三光産業株式会社のスプリンクラー選定士・浅野です。
弊社では、「どこに相談していいかわからない」
とお困りの方からの散水相談がよくあります。
今回ご紹介するのは、舞台監督さんからのご依頼で、
「舞台に雨を降らせたいのだがどうしたらいいか
わからないので困っている」
という相談でした。
いったいどういうことなのでしょう?
実は、
東京・下北沢にある本多劇場にて、
水野美紀さん主演の舞台「神様とその他の変種」
のワンシーン。
部屋の中に滝のような雨を降らせたい
という相談でした。
そこで私が考えたのがこの図。
実際には私が書いた実物。
絵はヘタクソですが、笑わないでくださいね、苦笑
あくまでこの舞台のときだけに
使うものなので、取り外しや運搬ができなければ
なりませんでした。
しかも微妙に噴霧角度を現場で調整したいという
ご要望。
そこでこんなものを作りました。
この白い部分がクニクニ動きます。
現場でいい具合に微調整が可能。
監督さんの頭に思い描いている雨の角度などは
この微調整で再現しました。
そして、雨の演出なので、
「パっ!と降って、パッ!と止む」という状態で雨を降らせたい
ということでした。
そこで、このバルブを設置し、ポンプは回しっぱなしに
して、雨を降らせるときだけこれを開ける。
ブルーのハンドルをひねると水が出る仕組みにしました。
↓
こちらがポンプです。
モーター式ですが、パワフルで、大量の雨を表現する
ことができました。
詳しい説明は多分、ここに書いてもわかりませんよね(笑)
このひとつひとつの部材は本来はこのように
使うものじゃないんです。
でもお客さまのご要望や悩みに沿うのが、
弊社の理念。
お客さまのイメージに合ったものを、
私たちの経験から再現したのです。
こちらを購入してくださった舞台監督さんから
ご招待いただき、実際に舞台を見てきました。
雨がばーー!っと降るシーンは、
滝のように流れてとてもきれいでした。
でもその後の掃除は大変だったろうなぁと
思ったのは私の余計な心配でしょうか、汗
お読みいただいてありがとうございます。
営業部長:浅野
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