今回の記事では、「散水スプリンクラーが故障したかも」というとき、修理を依頼する前にチェックすべきことについて解説します。
修理を依頼するときは費用が発生しますが、実は、散水スプリンクラーの修理で一番お金がかかるのは人件費だったりするのです。
修理の前に調査が必要なこともありますが、1回2回と人を呼ぶと、修理費用が高くなることがあります。
そのため、調査と修理がなるべく1回で終わるようにするのが修理費用を安くするコツです。
そのために、修理を依頼する前にすることが3つあります。
1.「メーカー名(社名)・型番」を調べる
メーカー名(社名)と型番を確認しましょう。シールや刻印に記載されていることが多いです。
操作盤があれば、操作盤のシールを確認ください。
2.いまの症状を整理する
いまの症状を伝えられるようにしましょう。
修理するとき必要になるのは、次の質問の回答です。
- 水は通常通り出ていますか?
- スプリンクラーの場合、回転していますか?
- 水が止まらない現象が起きていませんか?
- ポンプが設置されている場合、ポンプは作動していますか?吐水圧力は上がっていますか?
- 漏水はないですか?また、その場所は特定できますか?
- 目視して破損個所はないですか?
3.写真、動画を撮る
散水スプリンクラーの不調が起きている状況を写真や動画で撮りましょう。
写真や動画をメーカーの担当者に送ることで、現場で確認するのと近い情報を伝えることができます。
言葉だけよりも伝わる情報量は格段に増します。
写真は、破損や漏水している箇所をアップで撮った写真と、製品全体を含んだ写真を用意しましょう。
※動画を送るときは、容量が大きくなるためファイル送信サービスを利用するとよいです。
ギガファイル便(300GBという大容量のファイルも送れるサービス。ファイル保管期間は100日)
データ便(登録しなしで500MBのファイルを送信できるサービス。ファイル保管期間は、登録なしの場合3日)
ヒト手間かけるだけで、故障や修理のときの対処がスムースになります。
「故障したかも」と思うとき、上記3つの情報をもとに、修理の依頼をさせるとよいです。
「散水スプリンクラーが故障したかな?」と思ったらお気軽に相談ください
弊社は、散水一筋59年の散水用スプリンクラー専門の会社です。
現場に合った散水機器を選定し、見積・販売もしています。
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