「散水チューブ」と一般によく言われるものは、長いホース形状のものに10~30センチの感覚で小さな穴があいていて水が吹き出す散水システムです。
花壇などで使われる場合が多いです。
小規模な散水器具としては、長細い敷地を広めに散水できる長所があります。
散水チューブの使い方としては手洗い蛇口に直接接続することが多いです。
ただ、散水チューブは注意すべきことがあります。
散水チューブの利用で起こりがちな問題とは?
散水チューブでは、次のような症状が起こりがちなのでご注意ください。
- 水量が少なすぎてすぐに乾いてしまう
- チューブに穴が空きやすく均一に散水できなくなる
- 従来のチューブに穴が開いた水が飛び出すタイプは土つまりを起こしやすい
- 収納がめんどくさい
- 見た目が悪く景観を損ねる
あと、注意が必要なのは安価な商品です。ホームセンターで見かける安価な商品ですと、折りたたんだところの接着部分がはがれて水が漏れてしまうことがよく起こるので注意が必要です。
では、これらの問題を解決するためになにができるのか?
理想的な解決策は、散水スプリンクラーを設置することです。
散水スプリンクラーで散水チューブに起こる問題を解決する方法
タイマー、電磁弁と組み合わせて自動散水にし、時間をかけて少水量での散水を実現すれば、水は水をまく対象物に充分に行き届きます。
大口径の送水管、タンク、ポンプが不要で安価に導入できます。ご家庭用口径の蛇口さえあれば、最大限の広さに対応できるのです。
花壇のようなエリアが狭い場所に水をまく商品には、当社の商品でいうと「ウォータードロップチューブ」があります。
このチューブは、チューブ全体から水が染み出すところが散水チューブと大きな違いです。
地面に埋め込むこともできるので、穴あきの心配もなく、収納の手間もありません。
景観を損ねないのできれいな花壇にはもってこいの商品です。
本格的な商用の農業でも使われています。
ジワジワとにじみ出るタイプなので、余計なところに水が飛び散らず節水効果が大きいのも特徴のひとつです。
散水している様子です。ジワッとにじみ出る感じが伝わると思います。
このように露出して敷設する使い方も可能です。
この散水チューブの接続方法は、継手類を多く用意しています。
変形地の花壇でも安心して利用できる商品です。
下記のように手洗い蛇口を交換し、花壇まで配管して利用する方法もあります。
「ウォータードロップチューブ」について、下記のページで紹介しています。
ウォータードロップチューブと一緒に利用できるタイマーと電磁弁は、カタログ(PDF)をご覧ください。
散水スプリンクラーの導入についてお気軽に相談ください
弊社は、散水一筋59年の散水用スプリンクラー専門の会社です。
現場に合った散水機器を選定し、見積・販売もしています。お気軽にご相談ください。