梅雨の合間の晴れた日は暑いですね。
夏本番がじりじりと近づいているように感じます。
学校ではプールが始まる時期ですが、プールで問題になるのが「プールの残り水」です。
プールの水をそのまま捨ててしまうのはもったいないと思いませんか?
プールの残り水を再利用する理由
散水用に受水槽を設置したら10t~15tのサイズが必要です。
この場合、設置費は300~500万円かかります。
プールの水量はどれくらいでしょうか?
学校で一般的なプールの大きさは縦25m×横12.5m×高さ1mとすると、なんと312.5tです。
これは散水栓用受水槽20基分以上です。これを使わずに放置しているのはもったいないですね。
プールの残り水を再利用する方法
プールの残り水を散水に再利用する方法があります。
一番、お金をかけないで散水するのは、エンジンポンプセットを使って給水する方法です。
エンジンポンプは重たいですので、四輪のタイヤが着いたものを選ぶとよいでしょう。
ホームセンターで売っているようなものは農業用のものが多く揚程(水圧)が低いものが多いです。
大水量が送水できて、水圧(揚程)の高いものを選ばないとスプリンクラーが作動しない可能性があるのでご注意ください。
また、家庭用の細いホースを使ってしまうと、散水した直後から路面が乾いてしまうような事態になるのでご注意ください。
散水を短時間で終わらせる理想の製品
散水を短時間で終わらせるためには、口径40ミリ(1 1/2インチ)位のホース口径のものがベストです。こんな製品があります。
スーパーポンプエンジンセット
SS40ES四輪台車型
高揚程の機種で大型のスプリンクラーが使用できます。
ホースはこちらがオススメです。
スーパーケミカルホース 口径40ミリ
長さは5m単位で購入できます。
日本一丈夫な散水専用ホースです。
以下は、25ミリのお手軽なセットです。
こちらは40ミリの高い効率散水セットです。
【PDF】エンジンポンプ式SS40 移動散水システムGSG-4WR型
これでプールの残り水を使うので水道代がかかりません。
「プールの残り水を使って散水したい」と思ったとき、今回の記事を参考にしていただけると嬉しいです。
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