工場内の暑さを一瞬で解決する方法


2022年は、全国各地で観測史上最速の梅雨明けを記録しました。
6月に最高気温が40度に達する地域も出ましたが、この時期によく相談いただくのは、屋根に散水をする「屋根散水システム」についてです。

屋根散水システムは、屋根の最上部の配管にスプリンクラーを設置して散水する仕組みです。

 

散水スプリンクラーで工場の暑さ対策

多くの工場は夏になると灼熱の暑さに見舞われます。
工場に勤務されているオーナーさんや工場長さんは、暑い季節は、現場の暑さをしのぐための対策が必要です。

ただ、現状は、空調が完備されていない工場もあります。
また、エアコンの光熱費が高くてお困りのオーナーさんも多いのが現状です。

暑さ対策をしていないと、工場の中がサウナと化してしまうような恐ろしい状況になります。
これだと、熱中症・熱射病の心配もあり、仕事の生産性が落ちてしまいます。
そのため、工場の暑さ対策が必要です。

では、どうやって工場の暑さ対策をするのか?

暑さ対策する方法によっては期待する効果を得られないことがある

暑さ対策に向けた取り組みであるひとつが「冷風機」というスポット的に冷たい風を送る装置を導入することです。
他には「遮熱塗料」という屋根の上の温度上昇を防ぐための塗料を使う方法もあります。
ただ、暑さ対策をする取り組みによっては、効果が続くのが一時的だったり、狭い場所しか対応できないこともあります。

工場は通常、ビルのような建造物に比べて、断熱(遮熱)などの設備が整っていない簡易な建物が多いです。
外壁も、ブリキの波板を貼り付けただけのような環境をいまだに見ることがあります。
そんな中で、暑さ対策のために冷風機やエアコンを稼働させても、冷気は外に漏れてしまうので非効率です。

そこで提案したい暑さ対策の方法があります。

工場の暑さ対策を効果的におこなう「屋根散水システム」

屋根散水は「打ち水」の原理を応用しています。
水が蒸発するときに熱を奪う「気化熱」を利用して散水する仕組みです。

屋根の上は、放っておくと、ときに温度は70℃くらいに上がります。
そんな屋根に、散水をして暑さ対策できるのが屋根散水システムです。
定期的に散水することで、屋根を冷やします。

某工場の屋根に散水をしている様子

建物の屋根の高さや断熱材の状況などで効果は変わりますが、概ね5℃程度は室温が下がる傾向です。
屋根散水システムのメリットは、工場の中すべての温度を下げられることです。

屋根散水を効率的におこなう製品は?

弊社では屋根散水の効率的な方法を常に考えています。
さまざまな製品を販売していますが、そんな中でオススメな製品は「感熱自動開閉バルブ」(特許)です。
感熱バルブ単品

この製品は、温度センサーや制御盤などの操作ユニットや電気設備がいらない弁です。
温度が35℃になると自動で弁が開き、30℃になると自動的に止まります。
暑いときだけ散水し、温度が低下したら散水を止める仕組みです。

暑さが酷い必要なときにだけ散水ができるため、水道代の節約になります。
水道代は、水を出し続けたときと比べると半分ほどです。

オススメな製品のもう一つが「TBJーZA7型」です。
TBJーZA7型
この製品は、冬場の凍結破損を防ぐ「自動排水弁」が標準装備されています。

御社の屋根の角度に合わせて、スプリンクラーの角度を調整することが可能です。
お客様からの「散水の角度が調整できるスプリンクラーはないか?」という要望から開発した製品になります。

「どのようにすると屋根散水を効率的にできるのか?」の詳細は、以下の記事で解説しています。
屋根散水を効率的に行う方法

工場の暑さ対策、屋根散水についてご相談ください

専門家に相談するときは、屋根の図面を用意して聞くのがよいです。
屋根の形状や寸法が大体わかれば大丈夫です。

よろしければ、以下のPDFをご利用ください。
弊社では、無料見積も受け付けています。
屋根散水について相談するときに必要な入力事項(無料見積もり、相談の用紙付き)

弊社のサイトでは、屋根散水の納入実績から暑さ対策の効果、屋根散水のメリットに、製品紹介までしています。
【公式サイト】暑さ対策の屋根散水システム

弊社は、散水一筋59年の散水用スプリンクラー専門の会社です。
現場に合った散水機器を選定し、見積・販売しています。お気軽にご相談ください。

→ 工場の暑さ対策、屋根散水についての無料相談はこちらから

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