実際に散水スプリンクラーを使った、お客さまインタビューの声です

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□散水スプリンクラー お客さまのお喜びの声 インタビュー
 10年以上も弊社の製品を使っている和光第三中学校。最近、さらに新製品を購入いただきました。購入に至った動機や、どのように使っているかについてお話を伺いました。
 ◆もくじ
1.散水器具を購入する前のお悩み
2.砂ぼこりによるご心配の声
3.年間を通じていつ頃に散水するのか?
4.「いちょうの会」500名の温かい心使い
5.予算の目処はすぐについたのか
6.弊社の対応はどうだったのか
7.購入してすぐに使ったのか
8.壊さないように生徒に使わせる極意
9.ご近所からのご心配の声をなくす方法
10.どのような人にオススメするか
11.実際に使っている先生の声
   
 

埼玉県南部にある和光市。

東京に隣接しているベッドタウンです。

今回は、和光市立第三中学校の江田昌弘教頭先生にお話を伺いました。

フレキシブルな発想により、購入予算を確保する方法や、

製品を壊さないようにするアイデアは他の学校の先生方の参考になるでしょう。

最後までぜひお読みください。

 

 -- 散水器具を購入する前はどんなお悩みがありましたか?
ひとつは、校庭の砂ぼこりによる、近所の住民の方々からのご不満の声が多いことです。

この学校の前には団地もありますのでなんとかしなければというのがありました。

2つめは今まで使っていた散水機具が重くて使いづらかったことと、元栓とジョイントがつながらない状態で、つなげても水が溢れ出てくる状態でした。私は3年前に赴任してきたのですが、

よくないなとは思っていたものの、だましだまし使っていたんです。

3つめは、先生たちの仕事の負担を軽くしたかったというのがあります。

職員も忙しい中でホースさえ出ていればできるようなものが欲しかったです。

本当の欲を言えば、生徒たちが自ら使えるくらい手軽なものが欲しかったです。

それから部活動や体育のときに砂ぼこりで生徒たちが運動しづらそうでした。 

それもなんとかしたかったですね。

 
 校舎の画像です。開校から40年以上経っています
 
 -- 近所からのご不満の声は多いものなのですか?どのような声をいただくものですか?

多いですね。よく言われるのは

「私たちは学校ができるよりも前から住んでいる。砂ぼこりをなんとかして欲しい」

というお叱りのお言葉です。

この学校が創設40年ちょっとなので、それを言われると、確かにそうだよなとも思えるんですよね。

道理が通っているだけに、なかなかご理解いただくのが難しい地域ではあります。

ご不満は市役所へ届くときもありますし、学校に直接寄せられるときもあります。

とは言うものの、防砂網のようなものはあまりにも高額で手が出ない。

どうしようか本当に困っていたんです。

 校庭が団地と一戸建て住宅に囲まれています
 
 -- 年間を通じていつ頃に散水されるのですか?
 1〜2月の乾燥時期と、5月の連休後から10月くらいがピークです。

部活のときは今まで使っていた散水器具を使っていました。ところが使いたい時にタイヤがパンクしている。

ジョイントが壊れて、接続が子供たちにはうまくできない。そんな状況でした。

新しいものを買おうにもそれは高そうで・・・。

しかもどこに頼めばいいかもわからない状態でした。

 
 「いちょうの会(※保護者会)」500名の温かい心使い
 
 -- どこで弊社の散水スプリンクラー機器を知ったのですか?予算の目処はすぐについたのでしょうか?

ダイレクトメールのチラシです。すぐには決めなかったんですけどね。しばらく持っていました。

15〜16万円と書かれていたので、このお金をどこから工面しようかを必死に考えてました。

 そんなとき、この学校が40周年を迎えたのですけど、

いちょうの会」という保護者会の会長さんと「航空写真などにお金かけることより、後々まで地域に残ることをやりたいね」というお話になりました。

 そこで、体育館の裏側の雑草だらけの敷地にチップを撒いて整備したり、地域の方の力を借りながらバラの植栽をしたり、散水設備を整えようと提案しました。

おかげさまで敷地整備は地域の業者さんのご厚意で、安価にやってくれました。

とは言え、やはりそれなりにお金がかかりましたけれどね。

 散水機具をはじめ、環境整備はお金がかかり、その工面を保護者会会長さんにご相談したら、「そういくことであれば会費をもう少しあげて、学校で使えるお金をもう少し増やしましょうか」と提案してくれたのです。

そしてその増額分を環境整備に充てることができるようになったのです。本当に助かりました。

 
 -- 弊社の対応はいかがでしたか?

予算の目処がついたので、早速、チラシに書いてあった御社に電話しました。

すると優しい女性が電話に出てくれました。「お困りでしょう。すぐに担当と連絡をとってみます」と言ってくださいました。こういうときにこちらの気持ちに共感してくれるって本当に救われますよ。

するとしばらくして、営業部の浅野さんから電話がありました。「近くにいるからすぐに向かいます」っていうお話でした。驚きましたね。

こういうときは「今すぐ」という言葉は本当に助かるんです。どこから買うかが、とても大事なことだと実感したときでした。

 営業担当の浅野さんはすごかったです。私は今の状況をざっくばらんにお話して要望をそのまま伝えました。

下記の2つの内容です。

  

1,     予算が15万円しかない。今使っているもののタイヤとジョイントの修理、それからチラシに掲載されているものが欲しい

 

2,     今年度の保護者会費はもう執行しており、今の残額では足りない。そこで、来年度まで支払いは待って欲しい。でもいますぐにでも散水器具は使わせて欲しい

 

すると浅野さんはOKしてくれました。タイヤもノーパンクタイヤに交換してくれるということで、

いたせりつくせりなんです。まさか支払いまで待っていただけるとはびっくりです。

ダメもとで頼んでよかったです。

 そして最新機種を持ってきてくださいました。散水デモンストレーションをしてくださったんですよ。

実際に水を飛ばしているところをここで見せてくれたんです。20m以上はビューンと飛ぶのでもう即決しました。実際に目の前で散水したときの様子を見れたのは大きかったです。

 

この学校は水圧があまり高くないので、今まで使っていた大型のものですと、あまり遠くに水が飛びませんでしたから。このときはとてもうれしかったですね。

 
 -- 購入されてすぐにお使いになったのですか?
 
 いえ、うれしくて最初は飾っておきました()

校長室の前です。購入の経緯を皆さんにお知らせするために、「三中ニュース」に載せました。でもそれでは物足らず、その「三中ニュース」をラミネートして、このピカピカの散水機にヒモで結んで飾っておきました。

大事に使おうねって、しばらく使わなかったです。もったいなくてね。

お客さまが通るたびに「これなんですか?」と聞かれましたよ。

私も鼻が高かったです。

 購入した散水器具を壊さないように生徒に使わせる極意
 

-- 買ってすぐにディスプレイしていたとは驚きました。その後、どうなされたのですか?

実際に使いだしたのは3月下旬です。卒業式が終わってからです。

うちの子どもたちは、スプリンクラーを大切に扱います。それには秘密があるんですけどね。

 その秘密は「講習会」です。買ってすぐ壊されたんじゃ私も困っちゃいますので。

部活の生徒を集めて使い方の説明会をしたんです。

そのときは浅野さんが納品をかねて、生徒や先生に向かって取扱説明をしてくださいました。

 散水器具を壊さないように大切に扱ってもらうポイントは3つあります。

1、正確な使い方を部員全員に知らせる。

2、ホースをひきずらないようにする。ホースの巻取り装置のほうを移動させながら収納することを覚えさせる。

3、15万円したんだと金額をハッキリ言う。みんなのお金だからなんだから。保護者会費なんだと訴える。

 

以上ですかね。

 

これをしっかりやっておくと、顧問が「今日水まいておきなよ」と言ったら、

「はいわかりました」と生徒が言う。

つまり、先生の労力負担が少くなるんです。

 

ワンハンドで使えるこの機種だったら子供達が自由に使えるなって思ったんですよ。

 

顧問が「今日、水まいておきなよ」と言ったら生徒が「はいわかりました」で終わる。

そうなると予想し、講習会を思いつきました。今はその通りになっています。

最初に講習会をやったのは意味は大きかったですね。

 部活で1代やっていけば、後輩たちに受け継がれるはずだと思っています。

その後、講習会はやっていませんが、使い方は代々受け継がれて、大事に使われています。

 散水器具の使い方を教える講習会の画像。生徒と先生たちにお教えしました
砂ぼこりによる近所からのご心配の声をなくす方法
 
 -- ズバリお聞きします。近所からのご不満の声をなくすコツはなんでしょうか?
 

私が思うに、近隣にお住まいの方や、役所に対しての情報発信が大切だと思います。

 

散水を行っていても、学校は水まきをしていないのではないかというお声をいただくのです。

実際には水をまいてるんですけどね。でもそれをお知らせできないのはよくないと思いました。

 

そこでホームページでの情報発信や、こんな活動をしているよということがわかる掲示物を校舎に張りました。

 

事例をお話すると、元栓が故障していたため思うように散水ができませんでしたが、

近日修理してくれましたっていうような文章をサイトに載せました。

 

何回も電話かかってくるということは、役所にはかなり苦情は集っていると思っていました。

なので、地域の方に向けてHPで大変申し訳ないという謝罪を含めた内容をアップしました。

実際に、元栓が故障していたため思うように散水ができませんでした。

近日修理してくれるそうですとも書きました。

更に、使いやすい散水器具を購入するので、もっと頻繁にできるようになりますとも書きましたね。

近隣住民の人に「壊れているんだからしょうがないね」と納得していただこうとも思ったんです。

 
 ホームページの更新も学校で行っています。ご不満の声を少くするヒントがありました
 
 -- 近所からのご不満の声はなくなりましたか?
 
 はい。かなり減りましたね。 

役所の方でも、この学校はしっかりと砂ぼこり対策をしているなとわかっているので、役所の方で声を受け止めてくれているのだと思います。散水をしてください」という役所からの連絡も少くなりました 

現場の方でも使いやすいスプリンクラーを購入し、講習会で使い方を教えてあるので、

体育の教員もフットワークが軽くなり、風が強い日は「わかりました」とすぐに散水機をだして、

水まきをやりはじめてくれるようになりました。 

人はどこで見ているかわからないものです。団地の方かもしれないし、そうでないかもしれません。

散水していないのに、散水しましたとは言えません。 

なので使いやすい便利な器具を購入し、先生や生徒に使い方を指導し、散水を行う。そんな流れもしっかり

アピールすることが大切なんです。 

学校の先生や生徒の協力と、近隣のみなさんや役所の理解を深められたことが、苦情を少くできた要因かなと思っています。

 
 学校で作った「特色ある学校づくり」の資料。生徒や保護者のために手間ヒマを惜しんでいません
 
 -- 弊社の散水器具・スプリンクラーをどんな方におすすめしますか?
 
学校の方たちにおすすめします。

重い器具を使っていると、先生たちの労力負担が大きいんです。なので使いやすく軽いものを使うことをおすすめしますね。

それからアフターサービスを重視する方にもおすすめだと思います。

浅野さんが今回、すぐに飛んできてくださりとても助かりました。

連絡すれば、すぐ対応してもらえるっていうのはありがたいですね。そこはやっぱり全国の学校に信頼される会社だと思いました。電話に出てくれた女性の社員さんもいいですね。「2、3日でいきますよ」ってすぐに対応してくれましたから。

 

ありがとうございました!

 《編集後記》

今回、インタビューに応じてくださった江田教頭先生は、アイデアも豊富で、学校や地域住民のためを思う姿勢を感じる熱い先生でした。

「予算がないから」という理由であきらめている学校の先生が多い中、

江田先生の活動は全国の学校の先生方の励みになるものではないかと思いました。

夕方暗くなるまで、このページをお読みくださる方のために取材協力してくださいました。

ご縁に感謝します。(編集担当:浅野)

 校庭を散水した後の画像。散水を終えた地面がきれいに湿っています
 
 実際に使っている先生の声
 
 
 この散水器具をよく使っている体育教諭・内田先生に聞きました
 
 今まで使っていたものは重くて操作が少し大変でした。

でもこの新機種のハンドキャリー型は軽くて移動が楽なんです。

広範囲を霧状で散水しますし、リーチが長く、半径25mくらいは楽勝なんですよ。

取扱説明の講習会のときに、お水を飛ばしたら生徒がみんな「お〜!」と叫びました(笑)

これがそのときの画像です。


このスプリンクラーの良いところは、教員がついていなくても、生徒たちだけで散水できるということです。

最初に見たとき、ワンハンドで使えるコレだったら子供達が自由に使えるなって思いました。

実際、ホースさえ出ていればすぐに使えます。

今は、部活の顧問が「今日、水まいておきなよ」と言えば、生徒が「はい。わかりました」と言って散水してくれます。私たち教員も、これがとても助かっています。

代が変わって、最初の取扱講習を受けていない人も使っていますけど、代々受け継がれていくものなので,

その後は特に講習をしなくてもみな大事に使っています。

学校におすすめのスプリンクラーだと思いますよ。
 
 ◎和光市立第三中学校のホームページで、弊社のスプリンクラーを紹介してくださいました。
 
誇らしげな顔した営業担当の浅野が紹介されています。
 
 
 先生が作ったチラシのアップ画像です
 
 このように役所や近隣の住民に向けてアピールしています。
現在の散水設備の状況を発信することによって砂ぼこりによるご不満の声が少なくなります。
 
 
□散水スプリンクラー お客さまのお喜びの声 インタビュー
 お茶畑散水スプリンクラー小澤氏
 
 ◆もくじ

1.スプリンクラーを設置しようと思ったきっかけ

2.害虫駆除と散水の関係

3.散水による害虫駆除効果はどれくらいあるのか?

4.散水頻度はどれくらいか?

5.三光産業を選んだ理由

6.スプリンクラー導入にあたっての不安

7.三光産業の対応について

8.スプリンクラーを導入して一番よかったなと思うことはなんですか?

9.どのような人におすすめするか?

 
――スプリンクラーを設置しようと思ったきっかけを教えてください。

最初は害虫駆除が目的でした。その害虫は「クワシロカイガラムシ」と言う、ものすごく厄介な害虫で、駆除するのが難しい難防除に指定されている害虫です。10年ぐらい前まで狭山とか関東とかこの辺にはまだ発生していなかったのが、7、8年ぐらい前から出始めてお茶農家はみんな苦労していました。

多分温暖化の関係だと思いますけど、南のほうにしか生息していなかった害虫が年々北上しているといいますかね。いつでも駆除できるというものではなく、5月下旬、7月下旬、9月下旬のふ化する時期以外はクワシロカイガラムシの名称の通り、閉じこもっちゃってて消毒というのは全く効かないので、駆除する時期が限られているんです。

通常作業やお茶の製造もあったりするので、なかなか駆除するのが難しい現状で、毎年毎年同じように格闘していたんです。それの対策です。



――害虫駆除と散水というのがなぜつながるかというところを教えてください

同業者の先輩で、害虫駆除とは別の意味合いで、春先の霜対策や消毒のためにスプリンクラーを入れている人がいたのです。農作物は春の時期の霜が一番要注意ですから。自分もしてたんですけど、霜よけと言いますか、防霜のためのスプリンクラーで水を撒いて表面を凍らせて、中はそれ以上に温度が下がらない。それによりお茶を霜被害から防ぐ効果があるんです。

消毒も人が重労働でやるのではなく希釈してスプリンクラーがそのまま撒いてくれたり、肥料として散水したり、そういうのを見たりしてたんです。それだけでは特にうちは必要ないなと思っていたんですけど、色々調べた中で、九州のほうのどこかの実験で散水をやることによってクワシロカイガラムシが抑えられえるというのがあったんです。

生き物って人間もそうですけど、水に濡れるのって嫌がりますよね。濡れてることで風邪ひいたりするじゃないですか。濡れてると汗もそうですけど熱を奪う訳ですよね。ずっと濡れてる状態って生物にとっては嫌な環境というか居づらい環境ですよね。断定はできないですけど、おそらく湿気によって害虫が繁殖するのを防いでいるんじゃないかと思うんです。

散水による害虫駆除が使えることの大前提は水源があるということなんですね。畑に水道水をずっと撒きっぱなしでは水道料がものすごくかかっちゃうし、井戸水が引っ張れるということで、そこからやってみようとなりました。
 
 お茶畑散水スプリンクラー小澤氏の手振り
 
 ――農薬を散布するのと同じくらいの害虫駆除の効果はあるものなんですか?


発生する害虫のふ化をする時期が5月下旬、7月下旬、9月下旬と年3回ぐらいあって、その時期を中心に集中的に散水をすることによって劇的に抑えられました。
他の害虫にも駆除効果がありました。雨の日って虫をあまり見ないですよね。

それ以外の時期とかでも撒いたりしてるんですけど、そうすると虫の普段の発生よりもかなり激減しているなと感じます。ふ化の時期に合わせて散水スプリンクラーで水まきをしたら、一生懸命消毒をしてたのと同じぐらいの抑制効果と言いますか、劇的に抑えられました。

1回ついた害虫は何回駆除をしてもゼロには絶対ならないんです。年によって差はあると思いますが、水を撒かなかったのを100としたら、撒くことによって8割から9割ぐらいは抑えられていると思います。


――どのぐらいの頻度で撒いていますか。

作業とかお茶の製造の繁忙期の直後とかにも重なっちゃったりするので、その年によって差はあるんですけど、自分が試しているのはそのふ化の3回の時期に2週間ぐらいは撒きたいなと思っています。

雨が降っているときは回していると水が多すぎちゃうので、撒かないですけど。時間帯も昼間は撒かないんですよ。撒いているのは夜から早朝までです。あまり明るいうちからですと、風向きで近隣住宅の方たちに迷惑がかかっちゃう人もいますのでね。夜で風があっても大丈夫かなという時間帯に散水します。
 お茶畑散水スプリンクラー散水中
 
――なぜ弊社(三光産業)をお選びになったのですか?他に相談はしませんでしたか?

農協さんや資材屋さんとかもスプリンクラーを扱っているのでコスト面ですとか話を聞いたり相談したりはしました。よくお茶農家さんがやってるスプリンクラーって、直径で5メートルぐらいしか飛ばないような小さい固定するタイプなんです。

数年経ってどこかで水が漏れたり割れたりとかすると、もうそれで終わりみたいな。固定してこれだけ小さいサークルっていうのじゃなくて、もっと大きくて柔軟性があって自分で色々試してみたいって思っていたのです。

メンテナンスとか畑の状況が変わるとか、いろんなことを想定してね。要はその時期がきたら自分でスプリンクラーをつけて、風の向きや強さでスプリンクラーの設置位置を変えてみたりとか、自分で動かしたりできるタイプの方が自分は都合がいいんです。環境に合わせた使い方が自分で変更したいときに変えられるのがないかなっていうのがありました。

そのイメージがあったので、ホームページで見て、問い合わせフォームで予算とこんなふうにとざっと入れてメールしました。三光さんは、実績も豊富なようでしたので問い合わせました。

実績を含めていろんな分野と言いますか。スプリンクラー単品だけではなく、システム全体で相談にのってくれそうだなと思ったのも問い合わせたひとつの理由です。
実際、ポンプや配管など総合的にアドバイスいただいたり、テストで散水をやってみたり何度もいろんなことを試してくれました。

要望をよく聞き取ってくれて、「これじゃ多分飛ばないと思いますよ」とか「こんな感じじゃないですかね」ってイメージを話してくれて、やっぱりプロだなぁと感じましたね。
 
 お茶畑のスプリンクラーをながめる
 
 ――導入にあたって最初は怖くなかったですか。

コストの部分もありますので確かに慎重になりました。
他のお茶農家さんがやってるような固定設置式のものだと、ハズれたらもうそれで終わりですけど、三光さんのスプリンクラーは、テストも色々やらせてもらえましたし、ここで使わなくても他でも使える、移動できるから、全然使えないことはないというメリットと安心感がありました。
他のメーカーだったら買って使ったら返却はなしですよと言われてしまうと思います。

――弊社の対応でこんなところがよかったなというところは他にありますか?

そうですね。最初導入したスプリンクラーは、設置してあったポンプの能力の関係で3本ぐらいしか入れてなかったんです。
そのときやってたのが25ミリのホースだったんですよね。25ミリだと、そのときは3本しか回らなかったんですけど、ただ3本だと、いかんせん面積が網羅できてないので、ちょっと手間がかかるなって思ったんですよね。

それから何年か使って増やしたいっていうところから。でも、最初のときに「これ以上増えても回りませんよ」っていうふうに言われてたので、そこをなんとか浅野さんに知恵を拝借っていうことで2、3年前ぐらいにもう1回来てもらったんです。アドバイスいただいたときに、貯めるというか貯水の力など色々教えてもらいました。

水量計算を浅野さんに教えていただいて「あ、すごいな」と思いました。この畑に出すところを25にしちゃってただけなんで、絞らずにホースは50ミリを使って40ミリから50ミリに膨らませて。そしたら3本で限界だって思ってたのが、今8本使えるようになりました。

最高で何本まで入れたいって考えたとき、できれば少し丁寧にというか、しっかり撒くんだと、自分の希望では8本あったらすごいなって思ったんですよ。御の字っていうか。あまり期待はしてなかったんですけど。そしたら8本使えてすごいと思いました。


――スプリンクラーを導入して一番よかったなと思うことはなんですか?

お茶が高く売れるようになりました(笑) 害虫駆除を農薬を使うこと無く実現できたので無農薬でお茶を精算することができるようになったからです。東北大震災以降、健康志向が高まったように感じています。
私は「散水栽培法」と呼んでいますが、ポップにもそのように表示して無農薬であることを売りにしています。
 
 
 
 散水による無農薬栽培を実現し、最も高い金額で売れるようになったお茶です
 
 ――どんな方におすすめしたいですか。

 
農家の方たちにおすすめします。

狭山は里芋の産地です。里芋に関しては夏場に水が撒ける撒けないで全然売り上げが違うんです。お茶農家は今まで散水はいらないよってずっと何十年も言われてきたと思うんですけど、ここ最近の夏場の猛暑ってすごいじゃないですか。渇水も結構ありますよね。枯れないと思ってたのが、ちょっとアスファルトに近いお茶の木とかが熱の輻射熱だったりで枯れることがここ数年あるんですよ。

猛暑渇水の時期の散水も有効に使わせてもらってます。春先の霜もスプリンクラーを撒くことによって表面を凍らせて、中はそれ以上下がらないという霜よけに利用しています。

防霜ファンという送風式の霜よけ方法もあるのですが、実際使ってみると効果はイマイチなんです。

害虫も最初はピンポイントで狙ってたのが、相対的に抑制して害虫駆除にもなり、農薬を撒くのが水でできるんであれば安心ですよね。

散水ができるようになったから商品化できたお茶もあります。散水がないとお茶の無農薬栽培はあり得なかったです。他に虫がつかないやり方をやる人はいるかもしれないですけど、私には散水栽培しか考えられなかったです。霜対策も渇水対策もできるし、

散水スプリンクラーは1つで3つおいしいですね!

 

―小澤さん ありがとうございました!

 
 
 
□散水スプリンクラー お客さまのお喜びの声 インタビュー
 
  ◆もくじ

1.馬場に散水しなければと思ったきっかけ

2.散水スプリンクラーに対しての期待

3.三光産業に連絡をいただいたきっかけ

4.商品を選ぶときに注意したポイントは?

5.商品購入に対しての不安

6.最終的に三光産業の商品にした決め手は?

7.実際使ってみた感想・効果

8.手で撒いていたときと今の違い

9.弊社の対応について

10.今後の思い

11.砂ぼこりに悩む乗馬クラブのオーナーさんにメッセージ

 
 

――そもそも馬場に散水しなければと思ったきっかけを教えてください

乗馬クラブはどこも同じだと思うのですが、砂ぼこりがひどいんです。

以前、地元の水道業者に頼んで設置したスプリンクラーがあったんですけど、風の影響などもあり計算どおりに水が飛ばず、撒(ま)ききれないところがでるんです。

そのスプリンクラーから出る水の量も少くて、乗馬レッスン休み時間に撒くだけでは足りないんです。すぐに乾燥するんですよね。

人間より馬のほうがより力強く走りますから、余計に砂ぼこりも出ます。

スプリンクラーは必須と言いますか、水はやっぱり撒かないと、特に暑い季節なんかは砂が舞って無理になってきますね。

一度、乗馬を体験するとわかると思うんですが、一頭だけだったら自分の砂ぼこりだけでまだ自分に来ないですけど、多頭数だと相当砂けむりが立ちます。

 
 もちろん一頭だけで運動しても砂ほこりは立つんですけれども、一頭だけで運動することってそうそうありません。

多頭数で運動すれば余計にそのほこりがモワーンと・・・。

砂漠の中を走っているような状態になります。

なので、干からびるといいますか、居心地のいいものではないんです。

馬に乗るお客さまはもとより、指導している人、それを支えるスタッフなど関わるひとたちにとって砂ぼこりはとても不快なものなんです。

それから暑い季節は砂漠の中にいる感じなので、快適に使えるようにというのがやっぱり一番だと思います。夏は水を撒くと涼しげなので。

馬は全般的に暑いのが苦手です。寒いほうが元気なんですよ。なので、夏は夏時間って言って、ものすごく暑い時間は人も馬も命にかかわるので散水します。

あとは馬場の環境整備という面です。ほどよく散水すると馬場が締まります。

馬場が締まっていると馬も走りやすい、馬が走りやすいイコール自分が乗ってて走りやすいという感じになるのです。

散水しなければと思ったきっかけはそんなところです。

 

 

――弊社の散水スプリンクラーに対してどんな期待がありましたか?


威力がどれぐらいあるのかということですね。どれくらい水が飛ぶのかなぁと。

今までも地元の業者にお願いして着けた散水システムがあります。でも水が遠くまで届かないし、すぐに乾いてしまうんです。

人が撒いたらもっとかかりますけど、スプリンクラーで撒いてもある程度時間はかかってしまいます。

今回散水を考えている馬場は別のところなのですが、水道蛇口しか設備がないんです。

水道蛇口から直接水を取るとなると、しかも一度に複数の場所で水を撒くとなると水圧が落ちて時間がかかっています。

表面上乾いても砂の中まで潤うのは、かなり時間がかかります。

そんな悩みがどれくらい解決に向かうのかなってわくわくしていました。

 今まで使っていたスプリンクラー。水が遠くに飛ばない・早く乾く悩みがありました
 

――最初に弊社に連絡をいただいたのは、どんなきっかけだったんですか。

よくチラシなどの案内を送ってくださっていたので頭の中に三光産業さんの存在はありました。

去年の秋に、新しい障害用の馬場を作ったんです。

他の馬場は自分たちで砂を入れて、自分たちでもやっていたのですが。障害のコースをまわる馬場は去年の秋にちゃんと作りました。地表がサラサラで、それだけに風で砂が飛ぶんですよ。

そういうわけで最新のスプリンクラーを入れないとどうしようもないと思ったのは、

去年の秋からなんです。

あと、今年の春は大風が何回か吹いたじゃないですか。

あれで砂が無くなるぐらい飛んでしまいました。今年の春はうちだけじゃなくて、それこそ入れたばっかりの砂が根こそぎなくなったっていう乗馬クラブもあったみたいなんです。それはもう、まず風が吹く前に水を撒くしかないんですね。

大型トラック10杯分くらいの砂があっという間に飛んでなくなってしまうのは経営者にとってとてもつらいところです。

でも、小さな散水器具で散水したところで、あの風では乾くと思います。

本当に撒き続けて大雨降ったあとぐらいベチャベチャにするぐらいじゃないと、強風ではひとたまりもないですね。

それで、色々人から聞いたりはしてたんですけど、最終的には、何回も繰り返しパンフレットとかをいただいてたので「三光さんに相談してみようかな」と思いました。

多分何年も前から何回もいただいていると思うんですけど、今年になって初めて連絡したと思います。
 砂浜で見るようなきめ細かい砂です


――商品を選ぶときに、注意したポイントはありますか?

まずはほんとうに使いものになるかどうか。あとは、今の設備のやれる範囲の中でいかに強く水がしっかり出るかということですね。

例えば水道を使うしかない場所であれば、水道を使う中でこのスプリンクラーが一番大きいとかあるじゃないですか。プラス、それにモーターを付けるとさらにもうちょっと飛ぶって教えてくださったやつ。

もちろん予算も最終的にはありますけれども、現実的にできる範囲の中でより短い時間でしっかり撒けるかどうかそこがポイントでした。

 

――商品の購入に対して不安はありましたか?

 商品に対しての期待と同じように、威力がどれぐらい届くのか、どれぐらいの価値があるのかということですね。大きな競技場で見たことがありますが大砲みたいなスプリンクラーありますよね。一個でものすごい圧力も大きいんですけど、水道で使うとそこまでではないだろうなあというのがありました。本当に大丈夫だろうかという不安はありましたね。

 

――最終的に三光産業の商品に決断した決め手はなんでしたか?

 

パンフレットがわかりやすく、しかも実際現場を見に来ていただいて相談できたというところです。

例えば、この水道で配管するんだったら、これが大きさとしては一番いいですよとか。

自分だと判断できないところを相談することができました。あとはモーターポンプを入れるかどうかとか、ホースを巻き取るやつをつけるかどうかとか。そのへんを実際に現場を歩いて相談ができたことで、三光産業さんであれば大丈夫だと思いました。

 

――実際使ってみた感触や効果はどうですか?

 

水道蛇口を改良したような散水システムでも、こんなに水がよく飛ぶんだと驚きました。

そこまで期待はしてなかったんですけど、自分が思っていたよりも飛びました。

もちろん、乾燥しきってると時間がかかるのはしょうがないんですけど、思ったより範囲が広く飛んだので、この規模でこれぐらい飛ぶんなら合格だよなと思いました。

 

――手で撒いていたときと体感的にはどのぐらい変化しましたか。

 

大げさかもしれませんが、細いホースでちょろちょろ手まきで散水していたころと比べると10倍くらい早く撒けるようになった感覚です。

同じ水道ですけど、手で撒くのとは全然違いますよね。何回か移動する手間はやっぱりありますし、時間がかかるのはかかりますけど、スプリンクラーを移動する時間くらいで済みます。

例えば、人間一人でホースで水を撒いても、撒いたそばから乾いていってしまうので一日中撒いても追いつかないです。そんなことに一日かけてられませんから、どうしても不快な時間が出てきてしまいます。

これまで風が吹く前に大変だって言って人の手で水を撒いても、効果が実際にあったのかどうかはよくわからないという感じでした。それが三光さんで購入した散水システムでぐっと軽減されました。

 吉澤さんが購入された移動させるタイプのスプリンクラー。今まで使っていたものの3倍程度の出力があります。


――弊社の対応はどうでしたか?

 最初に色々説明を聞いて、三面ある全部の馬場を見て歩いてくださいました。ここだったらこんな散水システムがいいんじゃないかと全部アドバイスしてくださいました

とてもよくしてくださいました。

どう撒きたいかっていうのが場所によって全然変わるし、何を利用できて何が利用できないのかもすべて馬場によって変わります。

そのへんは実際紙の上で決められないことがありますので、それを見てもらって相談できたというところがいいと思います。


砂が風で馬場から飛び出してしまうと、経費的にも大きな負担になるそうです
 

――今後、散水設備をどのように進化させますか?

 

さらに楽にしっかり撒けるようになればいいなと思います。ただ、もちろん予算もかかってきますし、そうそうお金に糸目をつけないでってわけにはいかないです()

今でも撒き残しがありますので、しっかりどこの馬場も撒けるようにという環境を目指します。

 

――砂ぼこりに悩む乗馬クラブのオーナーさんにメッセージをお願いします。

 

散水設備自体は設備資金として投資になると思うんです。

時間ももちろん節約できるでしょうし、それ以上に人力ではできない威力を発揮してくれます。そのへんが、最初少々大変でも、あとのことを考えると、散水のプロにお願いして散水機器を入れることがやはり必要だなというふうに実感しています。

 

 

ありがとうございました!

 
 
手早く現場にピッタリあった散水機具を選び、見積を依頼する方法
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電話  0120-358-317まで電話し、「ホームページを見た。散水について相談したい」と伝えてください。通話料も無料です。
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