散水設備を安価にする方法をお答えしています。

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散水設備をいかに低コストで設置するかをお教えします!

わたしの考えでは散水設備にお金をかけないようにするべきです。
そして散水にテマもかけてはいけません。

「いったいどうすればいいの?」

というお話しですよね。確かに散水のテマを省くにはお金ってかかるんです。

これは逃れようのない事実。でもやり方次第で、ローコストで散水のテマを省く方法ってあるんですよ。

それをみなさんにお教えします。


1、既存の散水設備を有効利用しましょう

手洗い蛇口(水栓)は通常、口径13ミリという細い配管で施工されてしまう場合が多い。
なぜなら手を洗うのに太い配管で多くの水量を、しかも高い水圧で送水する必要はないからです。
しかし、やっかいなのは広いグランドに散水専用の大口径の配管・散水栓が「設置してなかった」場合です。
しかし、そんな手洗い蛇口も、ちょっと大きな「回転アングルバルブ付分岐栓」に交換し、口径25ミリの
スーパーケミカルホースを使うだけでかなり水量と水圧が出るようになるものです。

これは本来、水道管から流れてくる水というものは、水圧も高く、水量も多い太い配管で浄水場から流れています。
それを各家庭や公共施設に、毛細血管のように分岐して、みなさんのもとに水は届けられるのです。
そしてもし細い配管で敷設されてしまったのであるならば、本来の水道管から送られてくる水圧を少しでも減じないように、
口径のひとまわり大きな散水栓。配管径よりひとまわり大きなホースにして圧力の損失を少しでも少なくする方法を
とるんです。

これにより飛躍的に散水距離が伸びた例も多々あります。
よくホームセンターで売っているようなちゃちなスプリンクラーを蛇口にホースをねじこんで使っている人いますよね?

みなさんはそんなもので満足していらっしゃらないから、今、このページを読んでくださっているはずです。
細い配管→小さな手洗い蛇口→細いホース→そしてスプリンクラーへ。。。
これでは水圧もがんがん落ちるし、水量も微々たるものです。だからものすごく時間かかるんですよ、ああいうものは。
一番初めは多少蛇口の交換などのテマは必要ですが、それにより、散水のテマが半分になったり3分の1になるのであれば
やってみる価値あるのがお分かりになりますよね。

手洗い蛇口の交換なんて簡単です。元栓を閉めてパイプレンチで交換するだけ。これでコスト削減です!
それから、新設で散水設備を設置するときには、とにかく太い配管で敷設すること。
これが守られていないからこんなことをやらなければならなくなるんですよね。



2、無理に同時散水を考えたり水を遠くへ飛ばそうとしない

初めて散水設備を設置することを考えた方は、闇雲に一度に何台もスプリンクラーを同時に、
しかも遠方まで水を飛ばそうと考えます。
これってものすごくイニシアルコスト(導入コスト)がかかるのをご存知でしょうか?
その場合、何台もいっぺんに散水することをするためには巨大なポンプ・太い配管が必要になってしまうんです。

つまり散水設備費を高額なものにしてしまう原因は、スプリンクラーなどの機器代金ではなくて、付帯設備・施工費なんです。
付帯する設備・施工費が、2倍近くにも膨れる可能性があります!
わたしは元来、散水システムにお金をかけないで省力化を図ることを推進しています。大型のスプレーガンは1回に5〜10分以内に散水が終わってしまうのですから、順繰りに(リレー方式といいます)散水していけばいいだけのお話しです。
広い面積を散水するには、それに応じた大型のスプリンクラー(スプレーガン)を効率よく順繰り(リレー式)に使うことを考えましょう。


3、今使っている散水設備から「一歩すすんだ」
  散水システムにとどめておく

もしあなたが「散水ノズル(ハンドスプレー)」で散水をしているのであれば、移動式散水車システムに変えてみる。

もしあなたが移動式散水車システムを使っているのならば、着脱式散水システムを併用してみる。

もしあなたが着脱式・移動式散水システムを使っているのであれば、こんどは固定式散水システムを考えてみる。

という「一歩すすんだ」散水システムを考えてみるのもひとつのやり方です。
今まで何も散水設備がなかった現場で、いきなり「全自動にしたい」という考えを持たれてもなかなか
予算が出ないのが現実ですよね。
実際に水をまいている方の散水のテマの感じ方というのは結構、千差万別です。
散水ノズルで水まきしていた人が簡単な「特大ベースセット」に切り替えただけで「いやーーー!すごく楽になった!」
と喜んでいる方もたくさん見てまいりました。
生徒・女性・先生・年配の方などなど、現在、散水設備の導入を考えている現場にどのような人がいるのかを把握して
散水システムを考えてあげる
のも過剰な設備を抑えるコスト削減の道です。



4、一度にすべての散水機器・散水設備をそろえようとしない

散水設備は「予算ありき」です。お金がないのに「全自動化したい」と希望してもムリなお話し。
自動化にはお金がかかるんです。
でもあきらめないでください。そんなときは、設備を分割してそろえていくのです。
ではどのように「全自動化への道」を実現していくのか?
まず大切なのは配管とポンプをできるだけ太い(大きい)ものを設置しておく。
これが大事。

散水車などの移動式の散水システムを使う場合には、散水飛距離をさほど遠くへ飛ばすことを考えなくてもホースを伸ばして散水をすれば事足りてしまいますが、立上管固定式散水システムなどへ変更する場合には「固定」してしまうので、どうしても水を遠くまで飛ばす必要性が出てきます。

もし細い配管・小さなポンプが設置してあった場合には、それらもすべてまるごと新しく大型の設備に
変更しなければなりません。
それはあきらかにムダですよね。ですからあらかじめ「自動化したとき」をシュミレートして、配管と
ポンプを選定し、敷設しておくのです。そしてしばらくは移動式散水システムなどで散水を行ってください。

その後、1年に1箇所でも2箇所でも予算の範囲で固定式のスプリンクラーを増設していって、
まき残しは散水車でまく。ということを繰り返して数年がかりで自動化にしていくわけです。
自動化にしても、まき残したところを移動式散水車で散水するような活躍する場面は必ずあるので、
散水車もムダになりません。

「散水設備は1度にそろえるな!」覚えておいてください。

(→では具体的にどうすればいいか相談する



5、散水システムの併用を考える

「グランド内に絶対にスプリンクラーを設置したくないから外側からまくんだ!」っていう発想。
お気持ちはよくわかります。しかしこれもお金がかかるんです。
単純に「遠くへ水を飛ばすイコールお金がかかる」と思っていただいて結構です。
公式競技場クラスの予算がどんっと出てくる現場であればまだわかるのですが、例えば1つの学校レベルの散水設備では
散水距離が40m以上の設計は考えないほうがいいです。

なぜか?

それはわたしの経験からそれ以上の散水飛距離を実現するための設計案・見積をしたところで金額に驚かれてしまうからです。理由は配管やポンプが非常に大きくなり、付帯設備・工事費にお金がかかるからです。
そこでおすすめの方式としましては、立上固定式散水システムにてグラウンドの外周部を散水し、まき残した中央部は移動式散水車。もしくは埋設式散水システムや着脱式散水システムにて散水する方法です。
このように2種類以上の散水システムの併用方式はイニシアルコストをリーズナブルなものにするだけでなはく、それぞれの長所を伸ばし、短所を補う散水システムなのでおすすめの方法です。

広大なグラウンド内部に20〜30センチそこそこのスプリンクラーやマンホールが設置してあっても競技の邪魔にはほとんどなりません。しかもゴムカバー付カプラーボックスという安全に配慮したボックスもありますし、ベンチ式スプリンクラーを埋設して土詰まりを予防することもできます。
頭だけで考えずに「実践的な」散水設備を考えましょう!
 
(→専門用語が多くてわからないので問い合わせる



6、安さだけを追求しない

ネット通販やホームセンターレベルの散水機器をグランドなどに持ち込んで、すぐに壊れてしまった経験はありませんか?
安価なものを追求し過ぎるとそのようなことが必ずおこります。これは散水機器に限らず万物に起こる自然の摂理です。コストは「アイデア」で落とすのです。耐久力のある製品を長年使う。そうすれば買い換える必要もなくなり、しかも短時間で散水を終わらせることができる。そうすればあなたの「時間」も生まれる。現代社会ではこの「時間」コストが最も大事。いろいろな方法をお教えしますのでお問い合わせください 

(→問い合わせる



7、現場をよく観察して、水まきしなくていいところを
  あらい出す

新設で散水設備を考える場合、「隅から隅まできっちり」の設計をすることはありません!
机上と現実にはかならずギャップが存在します。
例えば「ここは木陰になっていていつもジメジメしているから水をまかなくていい」
とか、「野球場は内野だけ重点的に水がまければいい」など。
このようにすれば数十万円がポンと浮いてしまう可能性大です。
現場の状況を把握した上で設計にかかるのがコスト削減の近道です。



8、散水設備を考えるときは「はら8分目の法則」で


例えば、土(クレー)の校庭やグランド・もしくはその他の敷地があって、防塵を考えなければならないとします。
その際に完璧に水をまこうとしますと、どうしても散水栓やスプリンクラーの数を増やす必要があります。
でも現実はどうですか?敷地の7〜8割。もしくは場所によっては半分も散水すれば事足りてしまう現場ではありませんか?
散水設備を考えるときはこの「はら8分目」を頭に入れておきましょう。
苦情の多い場所だけ散水するという方法もありではないでしょうか。
現場の様子を考えて、上手な散水設備を考えることもコスト削減の有効な方法です。

(→いっしょに考えて欲しいので問い合わせる



9、ポンプを設置しないで、都市水道直結の方法を考えてみる

大面積の散水には、やはり受水槽・加圧ポンプは必須です。
しかし予算の都合でどうしてもそのような設備を設けられないこともありますよね。
そんなときは、水道管からの直圧で散水をすることを考えましょう。この場合には「いかに現場まで来ている水の圧力を殺さずに、多くの水量を、末端のスプリンクラー(スプレーガン)に呼び込むか」
を考えるのが得策です。

水圧も最悪1.5キロくらいから使用できるモデルもありますのでそのときにはお問い合わせください。
ノズル(先端の水の出口のところ)3個付のモデルもあります。
これは現場の水圧がはっきりわからないときに、一番よく飛ぶノズルを現地で交換してやってみることが
できるようになっているタイプです。

(→この話しが聞きたいから問い合わせる



10、消火栓を使ってみる

ほとんど使わなくなってしまっている消火栓がありませんか?
これをうまく利用して移動式散水車などを使って散水する方法もあります。



11、全自動にこだわらないで、「手動」で水を出したり
   止めたりすればいい

埋設式スプリンクラー・立上管固定式スプリンクラー・ベンチ(腰掛)式スプリンクラーなどの固定式散水システムは、
必ず自動化しなければならないわけではありません。
とくに学校などの施設では無人のときに散水する機会というのはまれなケースで、自動化したところで、誰かしら人が
監視しているケースも多いものです。

それであれば、電磁弁や制御盤などを使わないで、「手動バルブ」を使って水を出したり止めたりしてしまうのもコスト
を削減する方法です。
1箇所に複数のバルブを集めて、各バルブからスプリンクラー(スプレーガン)まで配管すれば、人は一箇所にいながら
順繰りにバルブを開けていけばいいだけです。
こんなちょっとしたアイデアでコストを落として、散水のテマを省く方法があるんです。

(→もっと話を聞きたいので問い合わせる



12、定圧吸水ポンプを選定して、
   「レインコントローラー」を使って自動化する

ポンプ起動・電磁弁の2つの制御をするためには100万円近くの制御盤を作らなくてはなりません。
この金額もばかにならないですよね。
そこでおすすめな方法としては「定圧給水ポンプ」を採用して、電磁弁のみ「レインコントローラー」で操作する方法です。
電磁弁が開けば、その圧力の変化を感知してポンプが起動する仕組みです。
これならばコントローラーの代金も15〜20万円程度となりますし、しかも電気工事が割安になるので大変おすすめです。

(→レイントローラーについて詳しく知りたいので問い合わせる


13、電源のないところでは「電池式コントローラー」
   で簡易な自動散水にする

近くに電源がなくて、しかし散水を自動化しなければならない場合は電池式散水コントローラーがおすすめです。
電源を持ってくるのに多大な電気設備費をかけるのはもったいないですよね。
このコントローラーは、市販の9?バッテリー(コンビニでも売っている四角い乾電池)にて電磁弁の開閉をする
ことができるすぐれものです。

口径も20〜50Aがあり。チャンネル数も1,2,4チャンネルのものがラインナップしてありますので、
かなり広い面積にも対応できます。
また、『電源が確保できるような現場でも配線工事費などを極力抑えたいという方』にも人気の自動化システムです。

(→電池式コントローラーについて詳しく知りたいので問い合わせる



14、工事不要の散水システム
   「エンジンポンプセット」「モーターポンプセット」
   を使って川や池、プールの水を散水する

広い面積を散水する場合に、配管敷設費・ポンプ・受水槽の設置費用などで数100万円。
もしくは1千万円以上の設備費にお悩みの役所の方によくご相談を受けます。また水道代もばかになりませんよね。
そこで、おすすめするのがこのセット。
プールなどに溜めてある水に吸水ホースを入れて、エンジン(モーター)をかけるだけ。
あとは散水車が自動で水をまいてくれます。

広い面積ではどうしても大型のスプレーガンを使わないと、散水に時間がかかるため、この方式は人気があります。
しかも工事費はゼロ。100万円位の予算で大面積の散水が短時間で終わるようになります。
「1校分の予算で10校分の散水設備をまかなう」ことができるので学校などでは大変人気のある散水システムです。
また、川や池がある現場などはこの水を使わない手はないです。

(→見積り依頼はコチラ

 
上記の意味がわからなくてもご安心ください。
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散水プランをお考えになるならば、必ずご相談ください。
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