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緑化散水システム

緑化で大切なこと、それは緑を守る設備を整えることです

緑化でいちばん大切なのは植物へのアフターケアです。そこで「水やり(散水)」は欠かせません。緑化した植物や芝生を枯らせてしまうことのないよう予め準備をしてください。一度、まずい散水設備にすると改良に多くの費用と労力がかかるため注意が必要です。

納入実績

草花や木・芝生などの緑化公共事業の際、弊社の水やり(散水)機器が全国で採用されています。その一部をご覧ください。

《群馬県》羊山公園〈芝桜〉
2014年来客数50万人を超える人気公園
《東京都》東京競馬場〈芝生〉
JRA全10競馬場中2位の大きさを誇る芝コース
《千葉県》小見川中学校〈芝生〉
校庭芝生化に対応
《茨城県》水戸偕楽園〈梅〉
『日本3名園』のひとつ

水やりの設備は本当に必要なのか?

芝生メーカーに「水やりの必要はない」と伝える業者もいます。非常に危険です。四季が規則正しく訪れる時代は終わり、いつ雨が降るかわかりません。夏には30度を超える猛暑の続くことがよく起こるようになりました。「異常気象が標準化している」と言っても過言ではありません。
気象庁調査による下記のグラフをご覧ください。1898年から2014年までの日本の年平均気温偏差のグラフです。気温の上昇傾向は現在も続いています。
ちなみに夏場の芝草への散水は3mm~4mm(芝生100m2(平米)で300リットル~400リットル)程度と言われてます。これは普通の水道で撒(ま)く場合は相当の時間がかかります。一度枯らせてしまったときの損害は大きく百万円単位となるときもあります。緑化は一度枯らせてしまうとなかなか元に戻すことができませんので。
ご注意ください。


◎1990年以降、高温となる年が続いてます
《出典:気象庁ホームページ》

緑化の際にずさんな水やりの設備にするとどうなるか?

次のようなことが起こります

、植物が枯れる
、水やりに時間を費やし人件費のムダが起こる
、水やりをやった直後に乾いてしまい繰り返し作業が必要になる
、夏の猛暑下での散水業務が続き作業員が熱中症になる
、便利な設備に改良するときに多額の費用がかかる
など、水やり(散水)設備を甘く見ていると後々大変なことが起こります。

緑化に最適な水やり設備はどうすればいいの?

「スプリンクラー」を活用することです。スプリンクラーとは、本体を回転させながら水を均等に撒(ま)く機械のことです。水圧が動力になるため、電気は必要ありません。使用する目的によって弊社の緑化散水システムは最適ではないかもしれません。例えば家庭の小庭でとにかく安ければいいという方には他の製品の方が合っていることがあります。このホームページをよく読み長所・短所を見極めてください。その上で弊社のシステムを選んでいただけたら、お客さまにも、私共にもベストと考えます。

※スプリンクラーは散水する(回転する)範囲を調節することもできます。

緑化に最適な散水設備タイプの決め方

全自動タイプ・半自動脱着タイプ・移動タイプの3つの散水方式があります。それぞれ長所・短所があるので、まずは下記を読み特徴を掴んでください。

●全自動タイプ
タイマーを設置し、全自動で散水するものです。スタートの時だけワンタッチボタンで作動するものもあります。
●半自動脱着タイプ
水まきを開始するときだけ、スプリンクラーをはめ込んで散水する方式です。バルブを開いて水を出したり止めたりします。
●移動タイプ
ホースをつなぎ、台車やベース(架台)の付いたスプリンクラーを使って散水する方式です。

散水方式の比較表

各散水方式の比較表です。どのポイントを重視するかで採用すべき散水タイプが異なります。

緑化散水におすすめのスプリンクラー

●ポップアップスプリンクラー

埋め込みタイプ。景観を損ねません。
必要な散水距離に応じてスプリンクラーを選びます。
闇雲に遠くへ水を飛ばそうとするとコストがかかりますので選定に注意が必要です。
詳しくはコチラ

 

●スプレーガン・スプリンクラー

露出設置タイプ。広い面積に一度に散水することができます。闇雲に遠くへ水を飛ばそうとするとコストがかかりますので選定に注意が必要です。
詳しくはコチラ

 

●万能スプレーノズル

直径10m以内の散水飛距離が必要なときに最適です。
水の噴出角度を変更できるので、植物の高さに合わせて水のかかる位置の調節もできます。
詳しくはコチラ

 

緑化散水システムで注意すること

最近、安価なこのような形状をしたポップアップスプリンクラーが出回っています。校庭や公園など人が立ち入るような現場に設置すると配管とのつなぎ部分が破損する症状がよく起こりますので機種選定にはくれぐれもご注意ください。

校庭や公園など人が立ち入るような現場に設置すると配管とのつなぎ部分が破損する症状がよく起こりますので機種選定にはくれぐれもご注意ください。

緑化散水システムで活躍するオプション製品

自動排水弁

散水を停止すると、配管や、スプリンクラー内に残った残水を自動的に抜き取ります。凍結破損や水腐れを防ぎます。必ず配管の水の集まるところに装着してください。
(取り付け口径は25mmの外ネジとなっています。)


自動排水弁25型
(別名:オートドレンバルブ)
(取付口径25A)※外ネジ
→ カタログを見る



散水タッチパネルコントローラー

簡単に散水時間の設定が変更できるタッチパネル式です。水の出し止めを繰り返し行う「間欠機能」付き。1時間に最大27回まで断続散水が可能です。雨天の際に散水をキャンセルするためのレインセンサースイッチ付き。(レインセンサー別売)


屋根散水用タッチパネルコントローラーTPC型
※設定温度になると散水を開始する「温度制御機能」もオプションにて搭載可能です。お問合せください。

屋内・屋外兼用壁掛式
→  カタログを見る



散水タッチパネルコントローラー用電磁弁SV-4型

過酷な屋根散水に耐えるために作られた散水専用電磁弁です。


タイマーコントローラー用電磁弁 SV-4型
・SV-4型
(取付口径25A・40A・50A・65A・80A各種)

→  カタログを見る



電池式散水コントローラー

◎電源がない現場や、かんたんな設置工事で全自動散水をする場合のタイマー

「現場にまともな散水設備がない」とお困りの方へ

「サッカー場くらいの広さがあるのに小さな蛇口しかないどうしよう?」

下記の画像のような蛇口しか現場にない場合があります。
その場合はちょっとした改良で劇的に便利になる可能性があります。

 

《どう改良するのか?》

●蛇口を改良して、太めのホースを接続。水圧ロスを極限まで抑えてスプリンクラーの水が遠くまで飛ぶようにする。

 

《解説》
蛇口にちょっとした改良を加えて、ワンランク大きいスプリンクラーを使えるようにします。元圧の高い現場で効果的な方法です。

●水圧が低い現場では、持ち運び式のポンプを使って再加圧してスプリンクラーを使う

《解説》
水圧の低い現場で活躍するスーパーポンプエンジンセット

●折りたたみ式万能貯水タンクやイエロータンクに水を一旦ためて、ポンプで加圧し大型のスプリンクラーで短時間で散水する。


折りたたみ式万能貯水タンク

エンジンポンプ台車セット

イエロータンク

《解説》
蛇口から吸水し一旦水を貯め、ポンプで再加圧して大量の水を短時間で撒(ま)きます。



以上がその例です。すでに小さな蛇口などが設置されていて大規模な改良が望めない場合は、既存の散水設備の潜在能力を活かした設備に改良することが決め手となります。現場の状況に合わせた対策が必要です。詳しい内容に付いては弊社までお問い合わせください。

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